ひろせ日記

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相続とか遺言とか その1「戸籍」

公開日:2010年9月17日
更新日:2022年12月21日

こんばんは。

「香川県高松市の相続遺言相談所」 ってタイトルでホームページをつくったのに 相続や遺言に関することをほとんど書いていませんでしたね(汗)

司法書士の廣瀬です。相続登記は大得意です。

相続登記をするためには、亡くなった方の生まれてから、死ぬまでの戸籍謄本を集めなければなりません。

戸籍は、明治時代から数回の法改正を経て、現在のコンピュータ化された戸籍になっています。

明治時代の戸籍は、(たぶん)筆で書かれていて、やけに達筆で、とても読みにくいです。 この頃は、家制度がとられていて、一つの「家」を基準に戸籍がつくられています。 戸主と呼ばれる一族の長のもとに、一族みんなが、一つの戸籍に記載されています。 この頃の戸籍をみると、お祖父さんから、親、子、孫、兄弟、甥、姪と20人くらいが、一つの戸籍に入っていることはザラにあります。

それが、戦後、家制度が廃止され、夫婦ごとに戸籍がつくられるようになりました。 この頃の戸籍は、(たぶん)ペンで書かれていて、やはり手書きなので、とても読みにくいです。

そして、時代は進み、最近になってようやく戸籍がコンピュータ化されました。 さすがコンピューター。読みやすいです。

最近(ちょっと前?)、戸籍が話題になることが多いですが、相続人を確定するためには、戸籍制度はかかせません。

将来的に、他の制度ができれば別ですが、戸籍ってとっても大切です。

相続とか遺言とかシリーズ

  1. 相続とか遺言とか その1「戸籍」
  2. 相続とか遺言とか その2「相続放棄
  3. 相続とか遺言とか その3「相続人がいない」
  4. 相続とか遺言とか その4「遺産分割とは」
  5. 相続とか遺言とか その5「遺産分割とは2」
  6. 相続とか遺言とか その6「遺言」
  7. 相続とか遺言とか その7「遺言の種類」
  8. 相続とか遺言とか その8「養子縁組」