ひろせ日記
人によって感じ方は違う。雲と船と遺言と信託
こんばんは。
飛行機から富士山が見えると写真を撮ってしまうのは、お上りさんの習性でしょうか(^^)
先月から、全4回の民事信託の研修を受けてきました。
2週間おきに平日4回の開催日程はキツカッタデス^_^;
その代り、得るものも多かったです。
さて、今日の日記のタイトルはかなり強引ですが・・・
この写真↓の雲をみて何をイメージされますか?
私は、飛行機からこの雲をみて、「雲の畑みたいで面白いなぁ(^^)」
と思って写真を撮ったのですが、他の人にこの写真を見せると、「船みたい。」という言葉が返ってきました。
「船???」
その人は、以前見たこの景色を思い出したそうです。
なるほど。
面白いですね~同じものを見ても、その人の記憶や経験などから感じることは違うんだなぁ。
という事を改めて感じました。
遺言ってこれと似たようなところがあります。
自身が亡くなった後の事を考えて遺言を書くわけですが、遺される立場の人と打合せをせずに進められているケースがたくさんあります。
良かれと思って書いた遺言が、相続争いのもととなることもあります。
特定の相続人を除外するような遺言はなおさらですね。
遺留分や相続人の廃除について理解していなかったばっかりに遺言どおりにできないこともあります。
遺言はあったけど、相続人の希望とかけ離れているため、相続人の合意のもと遺産分割協議をして遺言と違う内容で財産を分ける。なんてことも結構あるんです。
せっかく遺言を書いたのにそんなことになるとショックですよね(*_*)
その点、民事信託は、家族間で話し合って仕組みをつくるので、託す人と託される人の想いのズレというのが少なくなります。こういった面も信託の大きなメリットでしょう。
自身が亡くなった後のことを遺される人たちとしっかり話し合って作る民事信託!いいと思います。
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