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相続とか遺言とか その6「遺言」

公開日:2010年10月12日
更新日:2022年12月22日

こんばんは。

みなさん、3連休はいかがでしたか?

私は、高知に観光旅行に行ってきました。

高知はどうしてあんなに多くの偉人が、輩出されているのでしょうか。

でっかい太平洋のおかげかな~

さてさて、今日の「相続とか遺言とか」シリーズのお話しは、 いよいよ遺言(いごん・ゆいごん)です。

誰かが亡くなって、相続が発生した場合、どのように相続人に分配するかは、民法という法律で順番が決められています。

第1.遺言があった場合は、遺言に従う 第2.遺言がなければ、遺産分割を行って分ける 第3.遺産分割も整わなければ、法定相続分でわける

このように、相続における遺言の効果は強力です。

近頃、日本でも遺言を書く人の人数が増加してきています。 本屋に行くと、相続や遺言に関する書籍や雑誌がたくさん並んでいますね。

週刊誌などで、遺言の特集が組まれることも多くなりました。

しかし、欧米などに比べると、まだまだ日本では遺言を書いている人は少ないそうです。(遺言後進国などといわれています)

その理由のひとつが、日本語の「遺言」という言葉が、 「遺書」を連想させる。 つまり、死が間近に迫った人が書くもののようなイメージがあるからかも知れません。 また、お金持ちが、財産の分け方で、揉めない様にするために書くものといったイメージがあるのかも知れません。

テレビドラマの影響でしょうか。

みなさんは遺言(いごん・ゆいごん)にどんなイメージをお持ちでしょうか?

遺書でしょ?縁起悪い?自分には関係ない?暗い?

欧米では遺言のことを「WILL」といい、未来への意思を示すものとして 当たり前の生活習慣となっているそうです。 日本語の遺言や、遺書とはイメージが違いますね。

遺言は、法律で書き方に関する要件と、遺言に記載して効力のある事項が決められています。 効力のある遺言を残すためには、決められた要件を満たす必要があります。

相続とか遺言とかシリーズ

  1. 相続とか遺言とか その1「戸籍」
  2. 相続とか遺言とか その2「相続放棄
  3. 相続とか遺言とか その3「相続人がいない」
  4. 相続とか遺言とか その4「遺産分割とは」
  5. 相続とか遺言とか その5「遺産分割とは2」
  6. 相続とか遺言とか その6「遺言」
  7. 相続とか遺言とか その7「遺言の種類」
  8. 相続とか遺言とか その8「養子縁組」