ひろせ日記
全員遺言時代?!
こんばんは。
少し前の新聞にこんな特集がありました。 「全員遺言時代 間近に」
タイトルとは裏腹に、70歳以上で遺言書を作成している人の割合はわずか4%に過ぎないとの事です。
その一方、 「作成するつもりはない」という人が34% 「考えていない・わからない」は21% との事です。 残りの約40%の人がどういう立場なのかよくわかりませんが、まだまだ遺言に対する認知度は高くないのが現状のようです。
記事の中で、相続財産が「不動産(特に自宅)」であった場合の遺産分割の難しさがあげられています。
その理由に、
・不動産は評価が難しいこと
・不動産は分けるのが難しいこと
などがあげられます。
また、「財産が少ないから、遺産相続でもめることはないだろう」といった考えもちょっと違います。
家庭裁判所で成立した遺産分割調停事件(要するに遺産分割で揉めて話し合いがつかず、裁判所に持ち込まれた事件)での遺産の内訳は、
・1000万円以下—31%
・5000万円以下—43%
と遺産が5000万円以下の相続で74%を占めています。
前述したケースなどは、遺言があれば紛争を予防できるものが大半です。なかなかとっつき難いでしょうが、やっぱり遺言は大切ですね。
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