ひろせ日記
法律相談
こんばんは。
今日は午後から、法律相談の相談員をしてきました。
今日の相談会は、行政が主体で行う相談会で、弁護士、司法書士や税理士などの士業の他、法務局などの行政機関、警察、市なども参加して様々な問題に関する相談会です。
周知がうまくいったのか、ビックリするくらい多くの方が相談に来られました。
私がお聞きした相談は、すべて相続に関する相談でした。
中でも多かったのは、
不動産の名義を、
【1】 今、生前贈与で子供に変えておくか
【2】 所有者がお亡くなりになって、相続が発生してから名義を変えるか
といった相談でした。
もちろん税金などの兼ね合いもありますが、それ以前に
贈与する場合は、所有者に判断能力が必要です。所有者が認知症などにより、判断能力が十分でない場合には、生前贈与することはできません。
こうなると、相続という選択肢しかなくなります。
他には、遺言に関する相談も多かったです。
遺言に関しても、遺言を書くべき人が判断能力が不十分な場合には、難しくなります。
後々、遺言の効力が争われることになりかねません。
そもそも、意思表示ができなければ、遺言を残すことはできません。
「元気なうちにやっとけばよかった。」とおっしゃる方がいましたが、
本当にその通りだと思います。
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