ひろせ日記
相続が大変だ!節税よりも大切なこと1
こんばんは。
確定申告始まりましたね。 今日は、確定申告のための相談会に行ってきました。 正直、かなりめんどくさいですが、いろいろ、勉強になりました。。。
前回は、相続税が増税についてお話ししました。そして、節税よりももっと大切なことがある。と
相続(対策)において、節税よりも大切なこと。 それは、『1.相続争いを防ぐこと』と『2.納税資金の確保』だと思います。
1.についてはもう言い古されている言葉かも知れません。『争族を防ぐ』と。 当たり前のことのようですが、相続対策においてはもっとも大切なことだと思います。
節税も、遺産分割などの相続手続きが、スムーズに行われてこそ、効果を発揮します。相続税の申告期限までに、遺産分割が行われていないと、相続税に関する減税などの特例が使えない場合もあります。
そもそも、基礎控除の引き下げによって、相続税の課税対象となる相続が増えるとはいえ、相続税の対象となる相続は、まだまだ限られています。
ちなみに、一世帯当たりの平均的な資産は3900万円。(平成16年全国消費実態調査)
今回の税制改正前だと相続税がかからなかった、ケースです。 これが、税制改正でどうなるかというと・・・
基礎控除額=3000万円+600万円×法定相続人の数
仮に相続人が2人だとすると、基礎控除額は3000万円+600万円×2=4200万円となり
3900万円(資産)<4200万円(基礎控除) なので、やっぱり相続税はかからないことになります。
あくまで単純な仮定ですが、相続税が増税されたとはいえ、相続税の対象となる家庭はまだまだ少ないということですね。
この統計からもう一つ大切なことがわかります。 先程の統計によると、家庭の資産平均3900万円のうち、住宅・宅地資産は2786万円です。 割合にすると、71% つまり、多くの家庭では、資産の多くを不動産が占めるという事がわかります。
このことが、相続において『相続争いを防ぐ事』と『納税資金の確保』が大切だという大きな要因になってきます。
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